旅に病んで 夢は枯れ野を 駆け巡る
水車のブログをやりながらも、弊社の本業は建築業なのですが、工務店というのはその多くが地域密着で営んでいます。
そういうわけで、弊社も飛騨高山の一地域から離れて仕事することはほとんどありません。
私も一部上場企業のサラリーマン経験があり、そのころは北海道から関西まで出張がありました。
ときどき無性に出張がしたくなります。
無性に一人旅がしたくなるというほうが正解ですけど。
そして、水車のお仕事は比較的広域で、そのほとんどは東京、大阪周辺です。
その出張はとても楽しみで、テンションが上がります。
国内のほとんどの県は一人旅で行っていますが、水車の運搬ではまだまだ未開の土地が多いです。
東北や九州あたりまで水車を運びたいと夢見ています。
松尾芭蕉 生前最後の句は確か
「旅に病んで ゆめは枯れ野を 駆け巡る」 だったと思います。
国語で出てきたんですけど、この句だけはなんとなく覚えていてよく思い出します。
ある種の羨望をもって・・・
よっぽど放浪癖の強烈な人だったんでしょうね。
関東地方に納品間近の水車もなんとか間に合いました。
真冬の東北辺りまで出張したいですね